手順6:危害分析ハザード分析(原則1)
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  問題点 危害 改善案(手順書にする) 費用 実施状況
原材料冷蔵庫の棚の下の清掃が出来ない。 異物混入 1 棚の最下段を外すか位置を上げる。
2.棚がかなり古いので、全て撤去し、キャスター保管に変える。
   
2 豚肉と羊腸が混乱しておいてある 交差汚染 事務所側に羊腸、冷凍庫側に豚肉を置く。パーティションを検討    
3 原材料の開梱時、段ボールが散乱する。段ボールの扱いが決まっていないため。 異物混入 下処理室から空のコンテナを乗せたキャスターで冷蔵庫に取りに行き、中で段ボールを外して入れる。段ボールはプラットフォーム経由でゴミ庫に入れる。    
4 ATP 測定器検査の結果、加工機械類の洗浄結果が不安定。 細菌生残

1.機械ごとに、洗浄方法の検証をする。
2.機械ごとに、衛生管理責任者を指定する。

   
5 作業終了して、洗浄後、湿度が下がらない カビ増殖 除湿機を入れて24 時間稼働させる    
6 機械の老朽化 異物混入 近い将来、入れ替える。    
7 換気が悪く、洗浄時に蒸気が包装室に入り込む 湿度上昇によるカビ シャッター付きの換気扇を設置    
8 空調機からの塵落下が心配 異物混入 1.落下塵を検査し、落ちている場合には空調機の吹き出し口にフィルターをかぶせる
2.将来、大きな改修時に、空調機の清掃か入れ替えを考える
   
9 フィルムを入れてあった段ボールをどのように捨てるか 異物混入 倉庫内で箱を開ける→キャスターでパスボックスの前に持っていく→フィルムをパスボックスに入れて扉を閉める→空いた段ボールは、こわさないで、ゲートの外側の篭車に乗せる→篭車がいっぱいになったら、乾ゴミ庫に持っていき、中で箱をたたんでおく。    

手順6:危害分析ハザード分析(原則1)

各製造工程に、どのような危険があるかを分析する。

その危険を、どのように防いだらいいのかを、検討する。

過去に出たクレーム、問題が最も重要

過去の事故、クレームから、危害リストを作成する。

学術文献、ガイドライン、厚生労働省、保健所などからの資料から危害リストを作成する。

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