手順11:検証手順を設定する(原則6)
1)基本的に4タイプの検証
- 食品の検証→頻度は、毎日、毎週、毎月、ロット毎等
原材料、製品、半製品の細菌検査等 - 製造環境の検証頻度は、毎日、毎週、毎月等
清掃、洗浄のあとの拭き取り検査等
チェックリスト、記録を正しくつけているか
測定機器の精度、校正(計量器、温度計・・・) - クレーム、回収時の検証→頻度はその都度
- HACCP計画全体→頻度は半年ごと等
スタッフ、チーム、組織形態、運営方法、内部監査、検証の評価分析
新しいシステム(機能水、検査機器、カビ防止などの機器検討)
検証の要求事項(目的) | 方法 | 頻度 | |
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1 | 製造環境がきれいか(一般的衛生管理実施の効果があるか) | ふき取り検査が、許容水準内にあるか(例:毎週ATP検査検査) | 毎日、毎週、毎月等 |
2 | 製品が安全か | 細菌検査数が、許容水準内にあるか(例:毎日細菌迅速検査) | 毎日、毎週、毎月等 |
3 | クレーム、回収の原因 | 原因追跡 | その都度 |
4 | 食品安全体制が今のままでいいか | 一般的衛生管理とHACCPの実施、組織、コミュニケーション、マネジメント等に付いて総合検討 | 年(例:5、11月に検討会) |