認証後見学者が増えたことによる意識づけ
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認証後見学者が増えたことによる意識づけ

今年は2月に一組の見学者があっただけだったが、認証後8月に自社店の80名を10回に分けて(1回の見学の人数は最大10名が限度)見学してもらった結果、HACCPの認識が出来て、営業強化につながった。また、店に全菓連の認定証(右の写真)があるので、これも営業力につながった。パート、アルバイトも見学している。

店の具体的な反応は、工場の製造がビジュアルに伝わり、販売している製品の自信と客への説明につながった。

認定後の見学者は、取引先、流通関係、銀行、大成建設、関連会社、船橋教育委員会など、今まで来てなかった所が来るようになった。

工場見学の申し込み増加が、これから取引先増加の力になって欲しい。

品質評価

安全や投資と比べて、評価が難しい。

カステラの場合、焼き上がりの状態、焼き上がりの高さ、色、を検品している。手焼き製造の場合、焼き上がった番重ごとに焼いた担当者の名札を付け、力量評価をしている。

卵は岩手県から入れているが、15~16℃管理で2~3日の範囲に決めている。鶏の種類も決めている。

卵の管理は品質、特に食感に関係する。卵黄の比率も規格を決めている。これは割卵後、濃度を次工程に報告するようにしている。

マニュアル(作業標準)

品質、安全などについての作業標準を作るのに2~3年かかるかなと考えたが、予想以上に早く出来た。

認証取得について

「取るのが目的ではない、取ったあとが大事」と、いつも言っている。

写真

 ←クレームをオープンにすることで、クレーム撲滅活動を活発化させることが出来た。
 ←粘着ローラーは、1人1回でフィルム1枚を使う。
 ゾーニングを徹底することで、交差汚染を無くしている。→
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