4-3.新工場建設にスタッフが全面的に現場に入って売り上げ急成長に:中島大祥堂(大阪市)
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 ←メンテナンスを忘れない仕組み。

 どらやきのCCPポイントは反転時の温度測定→

 ←インナーパックの重要な所は簡易クリーンブース。

 検査後、外包装室へ→

 焼き菓子のコンベアラインは局所クーラーの従業員対策がされている。→

 ←服装規定

 作業靴入れは、乾燥が出来て汚れがチェック出来る扉無しタイプ。→

4-3.新工場建設にスタッフが全面的に現場に入って売り上げ急成長に:中島大祥堂(大阪市)

2010/9/29.中島慎介代表取締役、松井哲造取締役、奥野誠広商品開発部研究室長に取材

高度化までのステップ:不況がチャンスになり、じっくりと設計した

本社工場は古く、製造環境は良くなかった。(小売業)顧客は言わないが「製造環境が悪いうちは発注出来ない」という見方をしていることは明らかだった。これはつまり「良くなったら」発注出来る、ということでもあると判断していた。

OEMが40%になるため、卸売り先からの印象は重要になる。

こういった背景で、本社工場を、すぐ近くに建設する計画がスタートした。

そんな中でリーマンショック関連の不況になり、建築関連の縮小時期に、図面の見直しが出来、資材が安くなった。

いわば、不況がチャンスになって安く建設出来た。

お願いしたゼネコン側は、HACCPについて勉強していたと同時に、高度化関連建設の実績(全菓連の認証を得るという)作りという政治判断もあって、積極的に協力してくれた。

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